香芝市が複合施設整備へ 音楽ホールや図書館など 11年度完成目指し
香芝市は、音楽ホールや図書館、博物館、貸室などの機能を併せ持つ複合施設を市役所庁舎の隣接地(同市本町)に整備する基本構想を発表した。今年度中に基本計画を策定し、令和8年度に着工、11年度の完成を目指す。

複合施設の整備イメージ(香芝市提供)
市民が音楽会などに利用してきた市モナミホール(約千席)は、老朽化のために4年に解体撤去された。これで市内に大規模なホールがなくなり、市民が音楽会などの発表を行う場合でも市外のホールを使わざるをえなくなっていた。
さらに市民図書館や市二上山博物館、市民ホールが入る市ふたかみ文化センターと市中央公民館も老朽化していることから、市はこれらの機能を備えた複合施設を整備する方針を決めた。
基本構想では、音楽ホールは演劇などにも対応し、千~1200席程度を確保。図書館は約30万冊を備え、映像機器を備えたプレゼンテーションエリアを設置する。博物館は市の歴史、文化、地理などに関する資料を体系的に展示。貸室は和室も併設する。このほか多目的スペースや商業施設誘致スペースも設ける。具体的な内容は基本計画で決める。
整備場所は現在駐車場になっている庁舎隣接の市役所敷地内と民有地。4階建てを想定し、延べ床面積約1万4500平方㍍。工事費は80億~110億円程度で、40~45%程度を国の支援でまかなう見込み。モナミホール跡を複合施設の立体駐車場にする。
三橋和史市長は「複合施設は多くの市民が待ち望んでおり、早期の整備を目指していく」などとコメントした。


































