奈良市、市議にクリーンセンターを説明 市長「調査は3カ所で」
2025年08月19日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良市が進める新ごみ処理施設「クリーンセンター」建設計画について、市は18日、市議にこれまでの経過などを説明する懇談会を開いた。市議は今夏の市議選(定数38)で新人10人が当選しており、市は最優先課題となっている同計画に対する理解を求めた。仲川げん市長は懇談会後に報道陣の取材に答え、市の策定委員会が選んだ候補地3カ所すべてで地質などの調査を行う考えを示した。

クリーンセンター建設計画について説明を受ける市議ら=奈良市役所
市が現行施設の移転を周辺住民と約束した公害調停から約20年が経過しているが、候補地選定はごみ処理の広域化の断念や議会との対立などで紆余曲折し、策定委が6月、候補地を3カ所に絞り込んだ。だが同計画については予算が組まれておらず、今後本格的な議論をひかえている。
懇談会には市議35人が参加。担当部局がこれまでの経過や公害調停の効力、市が目指すクリーンセンターの基本構想などを説明した。仲川氏は懇談会後、「候補地を巡ってはこれまで机上の議論だったが、今後は測量や地質調査をしなければ踏み込んだ議論ができない」と述べ、「市が結果ありきで進めていると言われないためにも、調査は3カ所で実施する」と話した。


































