8月の県内倒産12件 3カ月連続で2桁
2025年09月23日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
帝国データバンク奈良支店がまとめた8月の県内企業倒産件数(負債1千万円以上)は12件、負債総額は約3憶円で、件数は前年同月と同じ、負債総額は6割減だった。ただ件数は3カ月連続で2桁となり、1~8月が計82件で前年同期の計75件を上回っており、小規模事業者の倒産に歯止めがかかっていない状況をうかがわせた。
8月集計では負債額5千万円未満が件で、ほとんどが小規模倒産だった。業態別では小売業5件、建設業とサービス業が各2件など、物価高騰や人手不足の影響を受けやすい業種での倒産が目立った。また12件すべてが従業員数10人未満の小規模事業者だった。
倒産の原因は11件が販売不振。ガソリンスタンド経営の1件は業界不振が理由だった。
同支店では、観光業はインバウンド(訪日客)効果で引き続き好調が見込まれるものの、物価高によるコスト高を価格に転嫁しにくい小規模事業者の倒産は増加基調が続くとみている。


































