第一次大極殿院 東楼見えた 平城宮跡 素屋根の移動作業
2025年09月25日 産経新聞奈良支局 最新ニュース

姿を現した平城宮跡第一次大極殿院の東楼=奈良市
世界遺産で国営歴史公園の平城宮跡(奈良市)で復原整備が進む第一次大極殿院の東楼(ひがしろう)を覆っていた素屋根の移動作業が24日行われ、2階建ての楼閣建築が姿を現した。
奈良時代の平城宮は役所などが集まり、回廊に囲まれた中心施設の第一次大極殿院では国家的儀式が行われた。当時の姿に近づけるため、国土交通省が第一次大極殿院の大極門(南門)に続き、令和4年から東楼の復原整備を進めている。
東楼と西楼は大極門を挟んで東西対称の位置にあったとされる。整備では木造2階建て、建築面積約360平方㍍、高さ約18㍍の規模でよみがえらせる。工事費は約60億円。今年度内の完成を目指している。
この日、素屋根は西側の大極門まで約40㍍移動させた。今後はさらに西楼の整備予定地まで約40㍍移す予定。
平城宮跡では、これまでに文化庁が朱雀門や第一次大極殿院の大極殿を復原整備している。


































