靴下の端材「ミャクミャク」に 広陵町で「リサイクル作品展」

広陵町商工会長賞の花札「猪」「鹿」「蝶」「ミャクミャク」=広陵町の広陵町商工会館
靴下の一大産地で知られる奈良県広陵町で、生産工程で不要になった靴下のつま先部分の輪状の端切れを活用したアート作品を紹介する「靴下のリサイクル作品展」が始まった。同町商工会が主催し、今年で25回目。今年の優秀作品3点は、いずれも大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)で開催中の大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」を題材にした作品が選ばれた。

パンダや来年のえと「午」など靴下の端材でできたアート作品が並ぶ展示会場
同商工会によると、今年度は青森県から熊本県まで全国各地の個人・団体、施設などから264点の応募があった。優秀作品3点のうち、同町商工会長賞は大和郡山市の施設が応募した「ミャクミャク」などをあしらった花札の作品。同町長賞が大阪府八尾市の団体による「いのち」「未来」をテーマにした作品で、同町靴下組合長賞が桜井市の河合瞳さんの作品で「EXPO」の文字も入った靴下とひまわりが選出された。
このほか、来年のえと「午」や和歌山県白浜町から中国へ返還されたパンダのぬいぐるみも入賞した。
会場内では応募全作品を展示。小さなかごの作品を応募したという地元・広陵町の主婦、飯田初子さん(79)は「毎年応募するのが楽しい。優秀作品は本当にお見事」と話した。
同商工会では平成11年度から老人ホームなどで靴下の端切れをかごや履物などの材料に有効活用してもらうリサイクル事業を始め、全国的に広がったという。
同商工会の西川美和子事務局長は「靴下の端切れとは思えない作品を見に来ていただきたい」と語った。
展示は15日(土日祝日除く)まで同町商工会館で、18~19日は同町図書館で行われる。問い合わせは同町商工会(平日のみ0745・55・3535)。


































