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「奈良のふゆ酒」発売に合わせ、11月1日に「奈良酒祭り」開催


 

近鉄奈良駅前で開かれた昨年の「奈良酒祭り」の様子=奈良市

奈良の酒蔵が手掛ける日本酒の飲み比べを楽しむ恒例のシリーズ「奈良のふゆ酒」5銘柄の発売に合わせ、「奈良酒祭り」(泉屋、奈良市観光協会、奈良商工会議所酒類食品部会共催)が11月1日に奈良市の近鉄奈良駅前行基広場前で開かれる。「奈良のふゆ酒」だけでなく、奈良産のフルーツを使ったサイダーなどの試飲も楽しめる。
同シリーズは、清酒発祥の地・奈良の酒のブランド力向上のため、酒類卸「泉屋」(奈良市、今西栄策社長)が企画。醸造元が異なる5銘柄のボトルやラベルデザイン、価格などを統一して販売しており、今年で12年目。19日に発売する。

奈良の酒の飲み比べが楽しめる「奈良のふゆ酒」の5銘柄=奈良市

今回のラインアップは、「春鹿」(今西清兵衛商店=奈良市)▽「豊祝」(奈良豊澤酒造=同)▽「出世男」(河合酒造=橿原市)▽「稲天」(稲田酒造=天理市)▽「猩々(しょうじょう)」(北村酒造=吉野町)。計約5千本を出荷する予定。原料はすべて県産米、地元の水を使って醸造している。いずれも500㍉㍑入り1188円で、県内の百貨店、スーパー、道の駅などで販売。
「奈良酒祭り」は観光客にもアピールするため、11月1日午後2時から午後5時まで開催(雨天決行、荒天中止)。同シリーズだけでなく、県産いちごを使った「古都華サイダー」など、県産果実使用の「富有柿サイダー」「完熟梨サイダー」も無料試飲できる。
問い合わせは泉屋(0742・26・1234)。

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