「質の高い教育を」機器寄贈 地元企業が上牧町に
2025年10月20日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
上牧町は、地元企業から電子通信機器「AppleTV」5台や大型モニターといった教育資材の寄贈を受けた。国連が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)にある「質の高い教育をみんなに」を踏まえたもので、寄贈品は町立上牧小学校の授業などに使われるという。

上牧町役場で行われた寄贈式
寄贈を申し出たのは電気設備施工業者の小川電気(同町)。同社は事業資金を集めるため、南都銀行から発行した「<ナント>SDGs私募債」の発行金額の一部(0・2%相当)を寄贈品の購入資金にした。
町役場での寄贈式で、小川電気の小川孝志社長は「地元貢献や住みよいまちづくりに役立てれば」と語り、南都銀の平井太一・王寺支店長も「取引先企業とともにSDGsの広がりに貢献したい」と話した。
阪本正人町長は「質の高い教育の実現に有効活用したい」と両社に感謝した。


































