奈良、京都の両府県警「みまもり自販機」お披露目 イオンモール高の原

京都府警と奈良県警がそれぞれデザインした「みまもり自販機」=20日、京都府木津川市
奈良県警と京都府警は20日、両府県にまたがる大型商業施設「イオンモール高の原」(京都府木津川市)で、防犯カメラ付きの「みまもり自動販売機」を披露した。全国地域安全運動(11~20日)の一環で、一つの商業施設内に、2府県警の防犯カメラ付き自販機がそろって設置されるのは全国でも珍しいという。
みまもり自販機は、酒類・飲料大手のキリンホールディングス傘下の関西キリンビバレッジサービス(大阪市)が地域の安全・安心に貢献しようと全国に約300台を設置している。
今回はイオンモール高の原がある地域を管轄する奈良県警奈良署、京都府警木津署がそれぞれ自販機をデザインした。奈良県警はスマートフォン用の防犯情報アプリ「ナポリス」をダウンロードしてもらうようにPR。京都府警は「万引きをしない・させない・許さない」などの防犯標語を目立たせた。両府県警がデザインしたみまもり自販機は計5台(奈良2台、京都3台)が順次設置される。
年間約900万人の買い物客が訪れるというイオンモール高の原の竹内章ゼネラルマネージャーは「お客さまの安心・安全につながる」と話し、施設内の防犯につながる新たな〝見守り役〟に期待感を示した。


































