ユニーク「ごみ収集車カード」、橿原市が作製 無料配布
子供たちに家庭ごみを集めるごみ収集車に関心を持ってもらおうと、橿原市は車体の写真をあしらったユニークなカードを作製した。全国的にも珍しい試みで、3千部を作り、市施設で無料配布している。

橿原市が作製したごみ収集車カード
縦8・7㌢、横6・3㌢。子供たちにごみ収集車を身近に感じ、環境意識を育ててもらうために初めて製作した。
裏表に印刷され、表には車体の写真を掲載。「まちをキレイにするよ」と記し、「ぼくが、市内を走りまわり、ごみを集めて、ごみ処理工場に運んでいるんだよ」と説明している。裏には、最大積載量約2㌧など車両データを記載し、収集車にある「回転板」でごみを小さくし、車の中に押し込むことができると解説している。
市所有のごみ収集車は20台あり、13台が稼働。このほか市が業務委託した業者の収集車が4台稼働している。収集車が集めた家庭の可燃ごみはクリーンセンターかしはら(同市川西町)、不燃ごみなどはリサイクル館かしはら(同市東竹田町)で処理されている。
市環境施設課の担当者は「子供たちにこのカードで遊んでもらい、環境意識を高めるきっかけにしてほしい」と話している。
カードは市役所北館環境政策課(同市八木町)、クリーンセンター、リサイクル館、市浄化センター(同市東竹田町)で無料配布している。


































