明治文豪の自筆を間近に 天理大付属天理図書館が17日まで公開
2025年11月10日 産経新聞奈良支局 最新ニュース

夏目漱石の自筆原稿「吾輩は猫である」第10章=天理市
天理大付属天理図書館は、所蔵する明治の文豪、夏目漱石の小説「坊っちゃん」と「吾輩は猫である」などの自筆原稿を間近で見る展覧会「文豪たちの自筆展|漱石・子規・鷗外」を同大付属天理参考館で開催している。17日まで。
同大創立100周年と図書館開館95周年を記念し、36点を展示。「坊っちゃん」と「吾輩は猫である」の第10章は、ともに明治39年4月「ホトトギス」第9巻第7号に掲載された自筆原稿。「吾輩は|」の第10章は、松屋製原稿用紙62枚のペン書き原稿で、推敲(すいこう)の跡や編集による書き入れを見ることができる。
正岡子規の句会には森鷗外や漱石も参加していた。明治30年7月に開かれた句会の選句稿「子規庵句稿別集」には漱石の句もある。
図書館司書の西口尚子さんは「文豪たちがいかに作品に向き合ったか。原稿を執筆した時代背景や人生にも興味を持ってもらえたら」と話している。
入館料は大人500円、小中高生300円。問い合わせは天理図書館(0743・63・9200)。


































