奈良市の7大学、合同文化祭 「新たな輪を」 平城宮跡で30日開催

実行委員長の桐原丈さん(左)と実行委員の片岡純青さん=奈良市
奈良市にある7つの大学が合同文化祭「平城半神話大系」を30日に平城宮跡で開催する。実行委員で奈良大国文学科4年の片岡純青さん(22)と、実行委員長で同大史学科2年の桐原丈さん(20)は、学生らがサークル活動を通して活発に交流することで「新たな輪を生み出したい」としている。(木村郁子)
合同文化祭の名称は、森見登美彦さんの小説「四畳半神話大系」にちなんだ。同作品では、主人公の京都大学3年の男子学生が1年時に選んだサークルによって、自らの大学生活をいかに変えたかが描かれた。
作品に強い影響を受けた発起人の片岡さんが、「隣の京都の大学はサークル同士の交流も盛んでまとまりがあるのに、奈良では新型コロナウイルス禍が収まっても大学間の交流が戻らない」と一念発起。昨年秋に、奈良女子大などとプレ文化祭を開催した。
今回は奈良市の「地域に飛び出す学生支援事業補助金」に採択され、企業版ふるさと納税によるスポンサーも獲得。音楽やダンス、美術部といったさまざまな分野の約30のサークルが各大学から集まった。

合同文化祭を前に、奈良市内の7大学から集まった実行委のメンバーが広報の仕方などを打ち合わせた=奈良市
10月中旬に行われた実行委員会では、広報や予算について打ち合わせをし、積極的に意見交換した。片岡さんは「大学生の世界観を見せるイベントになる。個性あふれる各大学の魅力を伝えることができたら」と意欲を見せる。桐原さんも「参加団体との交流を通してさらに関係を深め、面白くて活発な大学生のまちを、ここ奈良に創り上げたい」と笑顔で話した。
30日午前9時半~午後5時半、平城宮跡歴史公園朱雀門広場で。参加大学は奈良大▽奈良女子大▽奈良教育大▽奈良県立大▽近畿大▽帝塚山大▽奈良学園大|の7大学。飲食店の出店のほか、ライブイベントや作品展示、コンサートなども行われる。入場無料。


































