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紀伊半島豪雨「災害の教訓伝える義務ある」 五條南小で支局長が出前授業


新聞の読み方を学ぶ児童=五條市立五條南小学校

新聞を教育現場で活用する「NIE」の一環として、五條市の市立五條南小学校で11月28日、産経新聞奈良支局の篠田丈晴支局長が「新聞の読み方と舞台裏」をテーマに本紙朝刊を教材に用いた出前授業を行い、4年生と5年生の児童約70人が聞き入った。同校は日本新聞協会のNIE実践校に指定されている。
篠田支局長は新聞を読み慣れていない子供が増えていることも踏まえ、「全部読まなくても、ざっと見れば、その日にどんなニュースがあるのかつかめる。パラパラめくり、目に留まった記事から読めばいい」と呼びかけた。また、興味のある分野の新聞記事を切り抜いてスクラップする習慣をつけると学習にも役立つと指摘。「なぜこの記事を切り抜いたかなど、理由や感想を書き添えると記憶にも残りやすい」と勧めた。
さらに新聞が担う意義の一つに、「『忘れない』重要性」があると紹介。五條市も被災した平成23年の紀伊半島豪雨を例に、「風化させないために、メディアとして災害の教訓をのちの世代まで伝えていく義務がある」と話した。
授業後、4年の女子児童は「自主学習でスクラップブックを作りたい」、同じく男子児童は「新聞社にいろいろな仕事があることがわかった」と振り返った。

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