「アウトローは要注意」オリックスの守護神・平野投手が一日奈良署長

プロ野球オリックス・バファローズの抑えの守護神、平野佳寿投手(41)が奈良署の一日署長を務めた。ユニホーム姿とは違う警察官姿の平野投手は、野球で「ピッチャーにとってアウトロー(外角低め)は生命線だが、会社にとってはアウトロー(無法者)は要注意」とユーモアを交えた訓示を行った。
日米で通算258セーブを積み重ねてきた平野投手は、同署の中田顕一郎署長から委嘱状を受けた。国内外の観光客らが訪れる同署管内では、年末年始に特殊詐欺や飲食店へのみかじめ料などを資金源にあてこむ暴力団の動きが懸念材料のひとつとの説明も聞いた。
数々のピンチをしのいできた救援投手らしく「『アウトローには気をつけろ』の意気込みで、厳しい状況に少しでも歯止めがかけられたら」と抱負も。JR奈良駅前などで犯罪被害や事故への注意を呼びかけた。
同署の年末特別警戒部隊の出発式には、来年42歳でチーム最年長の守護神の姿を一目見ようとファンらが集まった。育児休業中で、背番号16のユニホームをベビーカーに乗せ、幼い娘と一緒に駆け付けた奈良市の公務員、東志穂さん(36)は「守護神にはこれからもチームを引っ張ってほしい」とエールを送り、ベテランの活躍で令和5年以来のリーグ優勝、4年以来の日本一に期待を寄せた。


































