大和郡山の観光を大河ドラマで盛り上げ 駅舎や城跡を整備

メンテナンス工事が行われた極楽橋=大和郡山市
来年1月に放送開始のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の主人公、豊臣秀長ゆかりの大和郡山市では、駅舎や城跡を整備するなど、観光客らを出迎える準備を進めている。
秀長が城主を務めた郡山城跡では、市や公益財団法人「郡山城史跡・柳沢文庫保存会」が、城跡内の補修工事などを行っている。
同文庫保存会では、令和3年2月に完成した天守曲輪と毘沙門曲輪をつなぐ極楽橋の塗装が劣化しているため今月上旬、メンテナンス工事を実施。塗装を塗り直したほか、安全性を高めるためにボルトも締め直した。一方、市は未舗装の追手向櫓から城跡に入る坂道の舗装を行っており、いずれも24日に工事が終了した。石造りの遺構などの説明板を本丸など7カ所に追加し、計14カ所に設けた。

駅舎に「豊臣家」の家紋を染め抜いた装飾を施した近鉄郡山駅
一方、近畿日本鉄道は最寄り駅の近鉄郡山駅舎の外屋根部分に豊臣家の桐の家紋を藍色で染め抜いた装飾やのぼりなどを立てた。同社によると、平成28年の大河ドラマ「真田丸」放送に合わせて大阪上本町駅(大阪市天王寺区)でポスターを飾るなどしたが、駅舎の装飾は近鉄郡山駅が初めてという。今後は秀長ゆかりの史跡がある最寄り駅などの装飾も検討している。
同社創造本部観光開発・地域共創部の下田千晃課長は「菩提寺(ぼだいじ)や城跡などに近い近鉄郡山駅からスタートして、観光スポット巡りを楽しんでほしい」と話している。


































