読みたい本を気軽に検索 天理・柳本小、図書館リニューアル

タブレット端末で本を探す児童=天理市立柳本小学校
読書習慣をつけてもらおうと、天理市は市立柳本小学校の図書室をリニューアルした。蔵書を整理し、学校図書データと連動するアプリ「ぽけっと図書館」を導入。貸与されたタブレット端末で本の検索ができるようになり、児童の読書に対するハードルが下がったという。市は来年度以降も市立小中学校の図書室のリニューアルを進める予定。
同市には学校司書は配置されておらず、各学校の教職員とボランティアが図書管理や整理を担っている。同小の蔵書約5900冊の整理には、天理市立図書館の司書やボランティアが協力。分類ラベルをはがして新たなシールを貼るなどした。傷みが激しい本は処分し、新しい本を購入。本を探しやすいよう図書室のレイアウトも工夫した。
アプリの導入に伴い、各自のタブレット端末で本を探すことが可能になり、中休みの時間に図書室を利用する児童も増えたという。また、本に貼ったバーコードを読み取って貸し出しや返却ができるようになり、職員の負担も軽減した。
昨年11月に公開された4年の国語の授業では、児童20人が各自のタブレット端末で授業と関連する本を検索。目当ての本を見つけると、図書室に移動して次々と手に取った。女子児童(10)は「探しやすくなり、本を借りて読むのが楽しみ」と笑顔を見せた。
天理市立図書館の高橋樹一郎館長は「子供たちにとって出合う本が一生の宝物になるかもしれない。一冊でも多く本に親しんでもらいたい」と目を細めた。


































