「日本一目指す」智弁学園が5年ぶり15回目のセンバツ出場
第98回選抜高校野球大会の選考委員会が30日大阪市内で開かれ、奈良県内からは智弁学園(五條市)の出場が決まった。県勢の出場は2年連続で、智弁学園は5年ぶり15回目の出場となる。「21世紀枠」の近畿地区候補校だった郡山(大和郡山市)は出場を逃した。大会は3月19日に兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕する。
智弁学園「日本一目指す」

甲子園出場が決まり、跳び上がって喜ぶ智弁学園の選手ら=五條市
智弁学園では、手塚彰校長がインターネットの選考委ライブ配信を見守り、午後4時すぎに選出されたことが明らになった。
手塚校長はグラウンドに向かい、野球部選手に報告。「みんなの絶ゆまぬ努力が最高の形になった。選ばれたからには甲子園でしっかり勝利をつかみにいきましょう。わが智弁学園の底力を全国に見てもらいましょう」と激励した。
昨年の夏は、奈良大会決勝で天理に2-3で惜敗し、甲子園出場を逃した。秋季近畿大会では決勝まで進んだものの、神戸国際大付(兵庫)に6-7と同じく1点差で敗れた。角谷哲人主将は報道陣に「日本一を目指してやっていきたい。守備力がまだまだだと思うので、もっと鍛えていきたい。メンタルも大事にしたい」と話した。
小坂将商(まさあき)監督は「決まるまでは落ち着かない部分もあったが、選んでいただいたので、5年前のベスト8以上に行けるよう頑張りたい」と抱負を語った。
郡山、21世紀枠で出場ならず

「夏に向けて頑張ろう」とチームメートに声をかける田副皓大主将=大和郡山市の県立郡山高校
郡山に吉報は届かなかった。それでも、田副皓大(たぞえ・こうた)主将は「落ち込んではいない。夏の甲子園に向けて前を向いて頑張りたい」と表情を引き締めた。
岡野雄基監督は「候補になったことで選手はOBや卒業生、地域の人の応援を肌身で感じていたはず。地方大会で戦い抜いて出場する他校と比べて、自分たちに足りない技術やフィジカルなどを改めて感じ、成長できる機会となった」と話した。そのうえで、「粘り強くチャンスをもぎ取れるようなチームを選手たちと作っていく」と夏に向けての意気込みを語った。
県高野連会長を務める同校の村井博樹校長は「智弁学園は打力、守備力も高く、監督がかける熱い思いがあり、優勝が狙えるチーム。選ばれたことがうれしいし、期待している」と述べた。


































