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東大寺のお水取り 新入の鷲尾隆磨さん 1275回の重み…役割果たしたい


二月堂修二会で初めて参籠する鷲尾隆磨さん=奈良市の東大寺

「お水取り」の名で知らる東大寺二月堂(奈良市)の修二会(しゅにえ)で、同寺地蔵院徒弟、鷲尾隆磨(わしおりゅうま)さん(24)が新入(しんにゅう)として初めて参籠(さんろう)する。15日から他の練行衆(れんぎょうしゅう)10人より5日早く同寺戒壇院に設けられた別火坊(べっかぼう)で前行に入り、3月1日から二月堂で本行を勤める。鷲尾さんは今年で1275回を数える修二会の歴史の重みに思いをはせながら「与えられた役割を果たしたい」と話し、3月15日の満行を目指す。
修二会の新入は、3月3日の夜の勤行で「称揚(しょうよう)」という特殊な勤行形式の声明(しょうみょう)を導く時導師を務めるしきたりとなっている。鷲尾さんは父で東大寺教学執事の隆元さんを師匠に、声明の稽古などに励んでいる。
「参籠できるのは光栄だが、1275年続く重みがあり、まだ実感がわかない」と鷲尾さん。それでも「継承するために多くの人たちが血のにじむような努力をしてきたと思うので、与えられた役割をしっかりと果たしたい」と意気込む。
鷲尾さんにとって修二会は、二月堂に上がる練行衆を導く荘厳なお松明(たいまつ)を見るなどして小さな頃から身近で、「﹃お水取りが終わらないと本当の春は来ない﹄と言われるほど人々になじみ深いところや、1カ月近くに及び全容がつかみにくい点が興味深い」と話す。
修二会は十一面観音を前に人々に変わり日頃の過ちを悔い改め、万人の幸福を祈るが、さまざまな儀礼で構成されており、実際に籠(こも)らないと分からない部分が多い。長期間にわたり他の練行衆と共同生活を送りながら、日夜祈りに専念するだけに、「つらいこともあると思うが、楽しいことを見つけながら勤めていきたい」という。
中学、高校時代は部活で剣道に励むなど運動が好きで、家族らのためにも健康の増進について知ろうと立命館大学スポーツ健康科学部に進学。その後は仏教系の種智院大学でも学んだ。
尊敬する父の隆元さんには「優しくて、自分の意思を尊重する育て方もしてくれた」と感謝している。修行を経て、昨年11月から大仏殿で勤める日々。将来に向けては「言葉で人の悩み苦しみを少しでも取り除く僧侶になりたい」と語る。(岩口利一)

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