王寺町制100周年祝うシンポ リニアで「住みよく選ばれるまちに」

シンポジウムで記念曲「100年目の王寺へ」を歌う「100人の合唱隊」の町民ら=王寺町の町文化福祉センター大ホール
奈良県王寺町が11日、大正15(1926)年の町制施行から100周年を迎え、町文化福祉センター大ホールで節目を祝うシンポジウムなどが開かれた。「鉄道のまち」として発展してきた同町が、リニア中央新幹線の奈良中間駅開業などを契機に次の100年でどう変わるのかの〝未来予想図〟について、参加者らが意見を交わした。
シンポジウム「王寺みらい予報」ではフリーアナウンサーの八木早希さんが司会を務め、平井康之町長、俳優で気象予報士の石原良純さんらが登壇した。
平井町長はリニアが開通すれば、東京・品川に80分前後で到着するとして、王寺町が東京や名古屋への通勤圏にもなると予想し「教育や子育てがしやすく、住みよいと選ばれるまちにしたい」と強調。石原さんはリニア特集のテレビ番組に出演した経験から、人口減が進む日本の未来が「東京や名古屋、大阪の各都市圏が一体にならないと、世界に通用しなくなるのでは」と〝予報〟を出した。
リニアに関する基調講演を行った名古屋大の森川高行特任・名誉教授は、JR王寺駅を空飛ぶクルマも含めて「奈良盆地の交通のハブ(拠点)として強みを生かすべき」と提案した。

「一丁締め」で掛け声の音頭をとる石原良純さんら
最後は石原さんが音頭をとる形で、100周年を祝う「一丁締め(関東一本締め)」が行われた。このほか、町民100人の合唱隊が同町出身のフォルクローレ歌手、秋元広行さんの作詞・作曲による記念曲「100年目の王寺へ」など3曲を歌って披露した。


































