「北方領土 意識持ち続けて」 竹田恒泰氏、奈良市で講演
2026年02月17日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
北方領土返還要求運動県民会議(田中惟允会長)は16日、奈良市内で第40回県民大会を開催し、作家の竹田恒泰氏が「令和の北方領土問題と北方領土返還について」と題して講演した。竹田氏は国民が領土返還を求める意識を持ち続けることが重要と説いた。

北方領土問題について講演する竹田恒泰氏=奈良市
竹田氏は返還交渉が停滞している現状に触れ「これをすれば返ってくるということをお示しできないのは本当に苦しいことではあるが、『忘れてはいけない』ということが土台となる」と会場の聴衆に訴えた。過去の沖縄返還を例に挙げ、住民による祖国復帰運動が大きな力になったと分析。一方、現在日本人が住んでいない北方領土では島内から運動が起きないという固有の課題も指摘した。
さらに日本が実効支配できていない北方領土については「領土問題が存在することを国際社会に示し続けなければならない」と解説。北方領土が目の前に見える北海道根室市で講演した際、現地の関係者は若年層の認識の低下に危機感を抱いていたと振り返り「現場でさえ意識が遠のいているのであれば、日本全体で意識を保つのは相当に大変なことだ」と語った。


































