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県立大生チーム、アイデアコンテスト2位 野菜不足でゼリー飲料提案


コンテストで2位に入った県立大3年の(左から)三浦茉桜さん、中井琴葉さん、米津麻那さん=奈良市

若年層の野菜不足を解消するためのアイデアコンテストで、県立大3年の学生3人でつくるチームが1日分の野菜を摂取できる野菜ゼリー飲料を提案し、2位に入った。社会人となった子供の健康のために親が料金を負担する、というアイデアが高く評価された。
食品会社「カゴメ」(名古屋市)など21の企業と団体が参加する「野菜摂取推進プロジェクト」が昨年4~11月、全国の専門学校や大学、大学院などを対象に「20代の野菜不足解消アイデアコンテスト」を初開催。169件が集まった。
厚生労働省が令和5年に発表した国民健康・栄養調査によると、20歳以上の1日あたりの野菜摂取量は約256㌘で目標値(350㌘)を下回った。特に若年層(20代)は野菜不足が深刻で、男性は230・9㌘、女性は211・8㌘だった。
コンテストでは、20代▽社会人▽1人暮らし|とターゲットを設定し、野菜の摂取を習慣化するアイデアを募集。独創性▽問題・解決策の明確化▽具体性-の3項目を基準に、一次審査を通過した5チームが関係者の前で発表。青山学院大学チームが1位に輝いた。
2位となった県立大3年生のチーム「ムラベジ」は、1日分の野菜を摂取できる野菜ゼリー飲料を考案した。オンラインの定期購入の料金を親が負担し、子供は商品をコンビニエンスストアのカプセル型自動販売機で受け取るという遊び心あふれる仕組みだ。
ムラベジは、過去5年間の農林水産省の取り組みや食生活に関する文献を参考に若者の動向を調査。プラスチック容器を製造する企業にヒアリングして試作を重ね、砂糖不使用のトマト味など7種のゼリーを作った。チーム代表の中井琴葉さん(21)は「お金を払ってまで野菜をとりたくない。好きなものを食べたい、という私たちの意見も盛り込んだ」と話す。
参加企業の担当者は「若者は未来の健康への投資意識が低いという生の声を教えてもらい、大変参考になった」と話している。

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