天理教の中山みき教祖140年祭に合わせて「幕末明治の暮らし展」

意匠を凝らしたデザインが見どころの初出展の薬箱=天理市
天理大学付属天理参考館(天理市)は、天理教の教祖140年祭を記念した企画展「幕末明治の暮らし」を開催している。中山みき教祖(1798~1887年)の誕生から亡くなるまでの時代をクローズアップし、当時使われていた生活道具や版画、絵図などを紹介している。
会場には、幕末から明治にかけて流行した多色刷りの浮世絵版画の鮮やかな錦絵をはじめ、おもちゃ絵や銭札、花嫁用髪飾りや嫁入りかご、伝統工芸の大和絣(かすり)の見本帖や織り機も並ぶ。

幕末から明治時代に使われた暮らしの道具が並ぶ
初出展の医師が往診先に持っていく薬箱(江戸末~明治)は金唐革紙が貼られた意匠を凝らしたデザインが見どころだ。古文書や当時の水争いの記録などや、「おやさまと年祭」をテーマに、年祭の折に発行した特別な切符も展示する。
同館の幡鎌真理学芸員は「ドラマで見たことのある道具など時代にまつわる収蔵品から、当時の日常の暮らしに思いをはせてもらえたら」と話している。
期間は今月9日までで、火曜休館。6日には同館学芸員による天理教団体輸送の歴史を振り返る講演会も開催する。入館料は一般500円、小中高生300円。問い合わせは同館(0743・63・8414)。


































