播磨国出先機関?の土器、瓦など展示 奈良市埋文センター
2026年03月13日 産経新聞奈良支局 最新ニュース

出土した瓦や土器を展示している速報展=奈良市埋蔵文化財調査センター
奈良市埋蔵文化財調査センター(奈良市大安寺西)で「令和7年度春季発掘調査速報展」が開かれている。播磨国(兵庫県南西部)の「平城京事務所」があった可能性がある土地と、平城京の大安寺内を横断した六条大路に関する調査成果を遺物を通じて紹介している。31日まで。
市教委はこれまで、播磨国から税として納めるために運ばれた物品を一時保管した施設「調邸(ちょうてい)」があった可能性がある同市大森西町の平城京跡を継続的に調査。今回は、中枢部とみられる遺構についてパネルで伝えるとともに播磨産の土器や瓦を展示している。
また、大安寺旧境内で行った調査で寺地内西側は六条大路が横切った一方、東側では同大路は施工されなかったとみられることが分かったとする成果を紹介。出土した築地塀の瓦の年代を手がかりに、西側は称徳天皇の寺への行幸に際し整備されたが、天皇が通らなかったと考えられる東側は施工されなかったと推測している。速報展では瓦などを展示している。
土曜日は休館。入場無料。問い合わせは奈良市埋蔵文化財調査センター(0742・33・1821)。


































