春の炎 東大寺・お水取りで「籠松明」
2026年03月13日 産経新聞奈良支局 最新ニュース

東大寺二月堂を赤く染めるお松明=12日夜、奈良市(多重露光、渡辺大樹撮影)
春を呼ぶ「お水取り」の名で知られる東大寺二月堂(奈良市)の修二会(しゅにえ)は12日夜、「お松明(たいまつ)」の中でも最大の「籠(かご)松明」が登場し、華麗な炎が多くの参拝者らを魅了した。
修二会は奈良時代から途絶えることなく続き今回で1275回目。前行を経て今月1日に本行入りし、お松明は行を勤める練行衆(れんぎょうしゅう)と呼ばれる僧侶を毎夜二月堂へと導く。12日は午後7時半ごろ、童子(どうじ)という補佐役が担ぐ長さ約8㍍の籠松明が二月堂の舞台に現れ、舞い散る火の粉に参拝者らの歓声が上がった。
13日未明には十一面観音に供える香水(こうすい)を井戸からくむ儀式があり、「お水取り」の名はこれに由来する。15日未明に満行を迎える。


































