近鉄ダイヤ変更 県内の特急停車駅増で利便性上がる

出発式に出席した天理市の並河健市長(右から2人目)ら=同市の近鉄天理駅
近畿日本鉄道はダイヤ変更に伴い、平日朝の天理発大阪難波行き特急電車の定期運行を開始した。運行初日の16日には始発の天理駅(天理市)で、ハンドル授与式や出発式などのセレモニーが開かれ、駅利用者に記念品が配布された。
天理-大阪難波 平日朝が快適に
大正4(1915)年開業の近鉄天理駅では天理教の大祭などで臨時特急を運行することもあったが、定期運行は初めて。大阪難波への直通急行は1日1本のみで、平端駅や大和西大寺駅で乗り換える必要があった。利用客の要望もあり、14日のダイヤ変更に合わせて、平日午前6時49分天理発~大阪難波7時43分着の特急電車の運行を始めた。
16日は22600系の6両の特急電車を一目見ようと、鉄道ファンや市民が近鉄天理駅に集まった。近鉄によると、この日は300席のうち天理発の予約は約100席に上り、全体で約250席の利用があった。利用するには乗車券以外に特急券(天理|大阪難波920円)が必要となる。
天理市の並河健市長は出発式で、「市民待望の特急。住んでよし、訪れてよしの市として、高めていきたい」とあいさつ。近鉄の高浦仁史執行役員は「朝の混み合う時間帯を快適に過ごしてもらいたい。市の魅力向上とにぎわいづくりに寄与できたら」と話した。
この日は天理発特急の停車駅となった近鉄郡山駅でもセレモニーが行われた。
五位堂は朝、夕・夜に
近鉄のダイヤ変更に伴い、大阪線五位堂駅(香芝市)が、新たに一部特急電車の停車駅に加わった。運行を開始した14日には関係者が同駅に集まり、セレモニーが行われた。
停車する特急電車は、朝の時間帯の大阪難波、大阪上本町行きの上り(平日7本、土日祝日8本)と、夕方から夜の時間帯の下り(平日10本、土日祝日9本)。変更前、同駅には快速急行や準急、普通などが停車していたが、特急は通過していた。
セレモニーには近鉄の福嶌博取締役常務執行役員、同駅を管轄する大和八木駅の池上儀一駅長、同市の三橋和史市長が出席し、テープカットや出発式が行われた。


































