王寺町の「顔」輝き再び デゴイチ修復完了
2026年03月22日 産経新聞奈良支局 最新ニュース

化粧直しされた「D51形蒸気機関車(SL)」895号機=王寺町
王寺町のJR王寺駅東側にある舟戸児童公園で保存展示され、愛称「デゴイチ」で親しまれている「D51形蒸気機関車(SL)」895号機が塗装などの修復工事を終えた。リニューアル初日には多くの町民や鉄道ファンらが、ピカピカに輝く姿を見学に訪れた。
2月の町制施行100周年に合わせ、町が昭和48年から保存する「D51」を、県の補助金も使って約1千万円で刷新した。895号機は日立製作所が昭和19年に製造。山陰線や関西線で活躍し、同47年に引退した。令和6年には、貴重な鉄道遺産として町指定文化財になった。
同町では明治23(1890)年に王寺|奈良間で県内初の鉄道が走った歴史から「鉄道のまち」をPRしている。14日のお披露目式で平井康之町長は「王寺町のシンボルとして見守っていただけたら」と語った。
SL「D51」895号機は無料で見学可能。運転席には県立王寺工業高の協力で汽笛が鳴る装置も付けた。JR関西線(大和路線)や近鉄田原本線の車窓からも見物できる。


































