長谷寺 開山1300年 記念法要始まる 大般若経600巻を転読

開白法要で大般若経を転読する僧侶ら=桜井市の長谷寺
長谷寺(桜井市、真言宗豊山派総本山)で2日、開山1300年を記念する最初となる開白大般若(かいびゃくだいはんにゃ)転読法要が営まれた。25日午前10時から西国三十三所観音霊場の各札所から僧侶らが出仕し、一連の法要の中心となる記念大法要がある。
平安時代に貴族らの信仰を集め、古典文学にも多く登場する長谷寺。寺伝によると、神亀4(727)年に徳道上人が十一面観音菩薩像を造って祭り、開山された。それから1300年となるのを記念し、この春から3年間にわたりさまざまな行事を予定している。
開白大般若転読法要は、本堂の高さ約10㍍の本尊・十一面観音菩薩立像(重要文化財、室町時代)を前に始まり、同寺の川俣海淳化主が法要の趣旨を盛り込んだ表白を読み上げた。このあと、観音像造立当時の故事にちなみ僧侶らが大般若経600巻を転読。アコーディオンのように経本を開いたり閉じたりする所作を繰り返した。
24日午後1時からは、ロックバンド「ザ・ブルーハーツ」のドラマーだった梶原徹也さんと真言宗豊山派仏教青年会によるドラムと太鼓のコラボレーション奉納を予定。また、28日午前9時から江戸時代に作られた歌詞「長谷寺観世音縁起和讃」を御詠歌の曲調にのせた約5時間に及ぶ奉詠が行われる。


































