金魚アート「心の処方箋に」産業保健師・駒井さん体験会 11日に大和郡山

コースターをつなげて作る金魚アートの展示イメージ(それならプロジェクト提供)
奈良市出身の産業保健師、駒井若奈さん(28)が主宰する「Solenara Project(それならプロジェクト)」が、11日、大和郡山市で金魚アート体験会を開催する。企業で働く従業員の健康を支える仕事で培った経験を生かし、アートを通じた「心の処方箋」となることを目指す。(木村郁子)

イベントのポスターを手にする産業保健師の駒井若奈さん=大和郡山市
大和郡山市で育った駒井さんは、県立奈良高校卒業後に産業医科大学(福岡県)に進学。現在は神奈川県の企業などで産業保健師として働き、合わせて3400人以上の体と心を見守る。これまでのメンタルヘルス面談で、無趣味の人の多くが余暇時間に「寝る」「飲酒」といった声を聞き、絵を描くことで集中する時間を持ち、気分転換を図ることを推奨。
今年1月に「誰もがそれならできる」を意味する同プロジェクトを立ち上げた。3月には「東京奈良県人会」と「奈良若手の会」とともに、都内の奈良まほろば館で講演会とワークショップを開催した。
11日のイベントでは、プロの昆虫画家の橋中初男さんが、金魚を簡単に描く手法を参加者に指南。奈良筆の「あかしや」(奈良市)が提供する水彩毛筆でコースターに金魚を描き、裏面に願い事や目標を書き込む。コースターをつなげて大きな金魚の形のアート作品に仕上げる。作品は「DMG MORI やまと郡山城ホール」館内の図書館入り口に来年1月下旬まで展示する。
奈良高校と県立郡山高校の生徒らが出題する市にまつわるクイズ大会もある。市内の飲食店などを掲載する寄り道マップも配布する。
「大和郡山市への恩返しの気持ちも込めた」と笑顔で話す駒井さん。体験会が参加者らの会話や思いを引き出すきっかけとなり「地域の健康づくりの一助になれば」と期待を寄せる。
11日午前10時~午後5時(午後3時、同3時半からの2枠のみ空きあり。予約優先)、やまと郡山城ホール正面玄関前で。参加費500円(材料費、水彩毛筆1本をプレゼント)。申し込みは専用フォーム‖2次元コード=から。



































