市立奈良病院にサイバー攻撃 救急・外来診療を停止
2026年04月23日 産経新聞奈良支局 最新ニュース

システム障害に伴う外来診療の制限を知らせる掲示=22日午前、市立奈良病院
市立奈良病院(奈良市東紀寺町)で21日夜、システム障害が発生し、救急患者と外来患者の受け入れができなくなった。電子カルテが使えなくなっており、復旧は未定。外部から病院のネットワークに侵入された可能性が高いという。仲川げん市長は22日、自身のX(旧ツイッター)で「サイバー攻撃により一部サーバーが停止したことに伴い、医療安全上、救急と外来診療を休診している」と説明した。
市によると、21日午後10時15分ごろ、病院のネットワークを監視するシステムが異常を検知。被害拡大を防止するため、病院側が電子カルテと関連するサーバーをネットワークから切り離した。このため電子カルテが使えなくなり、救急の受け入れを停止。22日の外来も緊急性の高い患者を除いて休診とした。入院患者については紙のカルテで対応しているという。
個人情報の流出などは確認中で、奈良県警や専門業者と連携して侵入経路などを調べている。バックアップ用のサーバーに異常は確認されておらず、過去の電子カルテは残っているとみられる。


































