選挙立会人546人分の源泉徴収漏れ 田原本町、歴代選管職員らで負担し納付
2015年10月28日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
田原本町は27日、平成22年度から今年度までに行われた衆院選や知事選、町長選など計12回の選挙で、開票事務にあたった立会人ら延べ546人の報酬について源泉徴収漏れがあったと発表した。町によると、過去10年間は源泉徴収を行っていなかったことが判明したが、5年以上前の分についてはすでに時効という。
未徴収の金額は計10万3482円。町で検討の結果、「公金で負担することはできない」として、この間に町選管と公金を扱う会計課に所属した職員8人が負担し、今月20日に桜井税務署に納付したという。
9月に開かれた町議会決算審査特別委員会で発覚。担当者らに源泉徴収についての認識がなかったといい、町は「今後、このようなことがないように認識を高めていきたい」としている。
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