「鹿せんべい」香る入浴剤販売 大阪の企業が開発
大阪府八尾市の化粧品メーカーが、橿原市に事業拠点がある縁にちなみ、奈良を代表する観光名物・鹿せんべいをモチーフにした入浴剤「鹿せんべいの香り」を開発した。「もっと奈良らしく、もっとインパクトのあるものを」と企画。同社の担当者は「社内でも賛否が分かれるほどの挑戦だったが、奈良の地を思い出す香りとして楽しんでもらいたい」とアピールしている。

鹿せんべいの香りを再現した入浴剤のパッケージ(マックス提供)
化粧品メーカーは、「マックス」で、橿原市内の事業所で多くの商品を製造していることから、これまで奈良の特産品を使った石鹼や美容液、ハンドクリームなどを開発してきた。
今回開発した入浴剤「鹿せんべいの香り」は、担当者らが実際に奈良市の奈良公園へ足を運び、鹿せんべいの香りをかぐなどして試行錯誤を重ね、原料である米ぬかの風味を、「パン」や「ほうじ茶」「イグサ」の香りを使って再現。香りを足したり引いたりする作業を数百回繰り返し、2年の歳月をかけて完成させた。色は、やや濁った黄土色で、せんべいの色味を忠実に再現している。
パッケージには「こう見えて大真面目コスメ」と銘打ち、県産の柿の葉や、シャクヤク、大和トウキなど天然由来の保湿成分を配合。1回100㌘の大容量タイプとなっている。
入浴剤「旅ほの香 入浴料シリーズ」としてほかに、白檀などが香る「仏様の嗅いでる香り」、桜の名所として知られる吉野の桜をイメージした「吉野千本桜の香り」も発売。いずれも税込み480円で、県内の土産店などで販売している。


































