荒井敦子さん アルバム「歌の巡礼」で平和願う 聖地にささげた13曲
奈良を拠点に活動する声楽家、荒井敦子さん(72)が7年ぶりのニューアルバムCD「歌の巡礼~神仏に捧(ささ)げる祈り~」をリリースした。国内外の聖地にささげた13曲を収録。荒井さんは「平和のメッセージを発信したい」としている。

ニューアルバムを手にする荒井敦子さん=奈良市
荒井さんは新型コロナウイルス禍で音楽活動が制限される中、神仏や自然に歌をささげる取り組みを続けた。演奏機会を失ったミュージシャンらに呼びかけて社寺を巡り、奉納。アルバムは、荒井さんが近年に作詞作曲した歌を中心にまとめた。
橿原神宮(橿原市)の久保田昌孝宮司が題名を付けた「世の平らぎを願って|神武東征|」や、釈迦に思いをはせ興福寺(奈良市)の中金堂で奉納した「真理の道へと」などを収録。先の大戦時に日本人捕虜らが集団脱走したオーストラリア・カウラの地にささげた「愛のメッセージ|カウラの子どもたちへ|」も収めている。
荒井さんは「今は﹃世の平らぎ﹄が大事。奈良は古くから祈りが続いており、平和のメッセージを発信するのにふさわしい土地」と話している。5月17日、橿原神宮会館で「よき日本を紡いでいく音楽会」を開き、CDを発表した。
CDは3500円(税込み)で、収益金はネパール・インドの子供らのために役立てる。問い合わせ、注文は、あらいあつこオフィス(ongakunomori2009@hotmail.co.jp)、ファクスは(0742・27・0020)。


































