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戦国争乱期の法隆寺は…… 秀長の掟書など 特別展で公開


特別展で展示されている筒井順慶の書状=斑鳩町の法隆寺大宝蔵殿

争乱期の法隆寺(斑鳩町)に焦点を当てた特別展「戦国争乱期の法隆寺 秀長とその時代」が、同寺大宝蔵殿で開かれている。武将らの書状や武具など約70件を公開し、聖徳太子ゆかりの同寺が権力者とどのように向き合い、法灯を守ったかを伝えようとしている。6月14日まで。
展示品のうち、「羽柴美濃守秀長条々掟書」は豊臣秀長が法隆寺に対し天正13(1585)年に発布したもので、秀長のサインである花押(かおう)がみられる。また、法隆寺周辺で戦った筒井順慶と松永久秀の書状も展示している。久秀の書状は法隆寺に対し、武運祈禱(きとう)や贈り物への感謝を述べる一方で対立勢力の動向にも触れている。
このほか、徳川家康が大坂冬の陣を前に宿泊した法隆寺阿弥陀院の建物を伝える「東照宮様御宿坊阿弥陀院図」(江戸時代)なども公開している。
法隆寺録事の網干良秀さんは「『法隆寺は戦火に遭わなかった』とも言われるが影響がなかったわけではなく、伽藍を守る先人らの苦労があった。それを垣間見てほしい」と話している。
開館時間は午前9時~午後4時半。拝観料は大人500円、小学生250円。

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