田んぼの生き物み~つけた 天理の小学校、特別授業
天理市立福住小学校は、飲食チェーン大手と協力し、同校や近隣農家が所有する田んぼで生き物の調査を行う特別授業を開催した。同校5、6年の児童が参加。田んぼの泥水を採集し、どのような生物が生息しているかを確認した。子供たちに米や自然とのつながりを感じてもらうことが狙い。
特別授業は全国にハンバーグレストラン「びっくりドンキー」を展開する「アレフ」(札幌市)が同小と共催。同社は平成18年から全国の店舗で殺虫剤や化学肥料の禁止など厳しい基準を設けた省農薬米を導入。同22年から「田んぼの生きもの調査」を定期的に実施するほか、地域の小学校で田んぼに生息する生物に関する出前授業を開いている。
6月25日に開かれた授業には5、6年の児童約25人が参加。この日は雨だったため、教諭らが田んぼに入り、泥水をすくった。児童らは同校の渡り廊下で、泥水を採集したバケツの中から生き物を探してスプーンでトレーに移し確認。タニシやカブトエビ、ゲンゴロウの仲間やヤゴなどが見つかり、「アメンボいる」「オタマジャクシたくさん」「ドジョウもおった」などと元気な声が上がった。
参加した5年の男子児童(10
)は「知らない生き物がたくさんいて驚いた。楽しかった」と笑顔。講師を担当した同社SDGs推進部係長の荒木洋美さんは「水田に生息する昆虫や生き物はそれぞれの役割を担っている。普段食べているお米が、豊かな田んぼによって育まれていることを知ってもらえたら」と話している。


































