橿原の「ミグランス」展望フロアPRへ本腰
近代的なビルとしては県内でトップクラスの高さ45メートルを誇る橿原市の複合施設「ミグランス」最上階の展望フロア。大和三山など市内を一望でき、世界遺産登録が確実視される「飛鳥・藤原の宮都」構成資産の位置も確認できるが、あまり知られていない。市は登録が実現すれば、眺望の良さを知ってもらうためPRに力を入れたいとしている。
ミグランスは同市内膳町の近鉄大和八木駅前に立地。市が約67億円を投じて建設し、平成30年2月に開業した。地上10階地下1階建てで、1~4階が市役所分庁舎、5~9階がカンデオホテルズ奈良橿原で、10階に展望フロアがある。
広さ約160平方メートルの展望フロアの大部分は午前9時~午後9時半、無料で利用でき、年中無休。フロアには三方をガラス面に囲まれた展望デッキがあり、香具山、畝傍山、耳成山の大和三山や市街地を眺められ、夜景も楽しめる。大和三山は「飛鳥・藤原の宮都」の構成資産ではないが、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関が6月、世界遺産への登録を勧告した際、その景観に配慮することを求めた。
構成資産の藤原宮跡や本薬師寺跡(いずれも同市)、大官大寺跡(同市、明日香村)は立地する方角のガラス面にそれぞれの名称を記し、位置を確認できるよう工夫されている。
屋外に出られる展望テラス(夏期午
前9時~午後7時、冬期午前9時~午後5時)も設けられている。


































