「悪に敢然と立ち向かう」、県警が逮捕術大会 200人が競う
2015年11月10日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
犯人制圧に必要な逮捕技術を競う県警の逮捕術大会が奈良市の市中央武道場で開かれ、本部や県内各署の警察官約200人が参加。日頃の練習の成果を競い合った。
逮捕術はさまざまな格闘技の要素を取り入れ、犯人の攻撃をかわしながら必要最小限のダメージを与えて安全に取り押さえ、逮捕するための技術。県では昭和53年から大会が開かれており、必修科目として警察学校でも訓練が行われている。
参加者は柔道着に面や小手、胴などの防具を着用。長さ66センチの警棒を模した竹刀などを手に、相手の急所を狙う「前突き」や「胴突き」などの激しい攻撃が繰り出され、会場からは大きな声援が送られた。
団体戦で優勝した奈良署の山口力也警部は、「現場で悪に敢然と立ち向かう警察官となるため、今後も訓練を重ねたい」と話していた。
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