マイナンバー通知カード 県内配達始まる 11月中に全世帯に
2015年11月10日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
国民すべてに12桁の番号を割り当てるマイナンバー制度で、番号を記載した「通知カード」の配達が9日、県内で初めて橿原市の橿原郵便局で始まった。今後、各市町村でも順次配達が始まり、11月中には全約58万世帯への配達が完了する見込み。
通知カードは、住民票の世帯主あてに、簡易書留で届けられる。不在の場合はピンク色のマイナンバー専用の「不在連絡票」が入る。配達から1週間以内なら、再配達か郵便局の窓口で受け取ることができる。
1週間を過ぎると、住民票のある自治体に返送され、3カ月間は市町村役場に保管される。県の担当者は「個人情報が入った重要なカードなので、まずはきちんと受け取り保管してほしい」と呼び掛けている。
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