日本一長~~~い路線バスに新型車 ゆったり、カラフル 八木新宮特急バス
「日本一距離が長い路線バス」として知られ、大和八木駅(橿原市)と新宮駅(和歌山県新宮市)を約6時間半で結ぶ奈良交通の八木新宮特急バス路線(166・9キロ)に新型車両が導入された。
新型車は床が低く、乗降しやすいノンステップタイプ。車両は奈良市内などを走る路線バスと変わらないが、長距離の乗客に配慮して背もたれが高い座席を特別に配備した。
また、バスの外側面には橿原市の「さららちゃん」、葛城市の「蓮花ちゃん」、大和高田市の「みくちゃん」、十津川村の「郷士くん」、五條市の「ゴーカスター」、御所市の「ゴセンちゃん」、和歌山県田辺市の「八咫之助、八咫姫」、新宮市の「めはりさん」といった沿線8自治体のマスコットキャラクターや観光スポットをデザイン。観光バスとしての役割も果たしている。
新型車は往復計6本のダイヤのうち、八木駅午後1時45分発、新宮駅午前5時53分発の2本で運行される。八木駅-新宮駅の運賃は大人片道5250円。
運行が始まった2日、新型車に乗車した橿原市の下浦進さん(67)は「シートもゆったりしてていいし、外観も観光アピールになると思います」と話していた。問い合わせは、お客様サービスセンター(☎0742・20・3100)へ。
新型車は日野ブルーリボン(型式QDG-KV290N1)、乗車定員71人。全長1万430ミリ、全幅2485ミリ。
奈良交通のホームページはhttp://www.narakotsu.co.jp/
新型車記念の非売品クリアファイル読者10人にプレゼント
新型車導入を記念して、このバスをデザインしたクリアファイル(非売品)が製作された。
産経新聞奈良支局は、このファイルを3枚1組にして10人の読者にプレゼントします。応募は、はがきで。郵便番号、住所、氏名、年齢を記入し、〒630-8283 奈良市油留木町44の2 産経新聞奈良支局「八木新宮特急バスWEB」係へ。17日までに必着。応募多数の場合は抽選。当選者は産経新聞奈良県版で発表します。
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