柿本人麻呂生誕の地で葛城歌壇短歌大会
2015年11月23日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
国内外から寄せられた短歌から優秀作品を表彰する「第19回葛城歌壇短歌大会」(葛城市など主催)が22日、同市歴史博物館で開かれ、入賞者たちに賞状が贈られた。
葛城歌壇短歌大会は、葛城市が飛鳥時代の歌人、柿本人麻呂の生誕の地とされていることから短歌のふるさととしてPRするとともに、生涯学習の拠点づくりにつなげようと平成9年から続けられている。
この日は、国内外から寄せられた2584点から選ばれた最優秀賞2点、優秀賞15点など計37点を表彰。山下和弥市長から賞状が手渡され、審査員による作品の講評が行われた。
優秀賞を受賞した同市の主婦、森永照美さん(63)は「とてもうれしい。モチベーションになる」と笑顔で話した。
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