「MICHIMO」で橿原を巡ろう、10月からレンタル開始
明日香村で昨秋始まった超小型電気自動車「MICHIMO」(2人乗り)のレンタルサービスが10月3日から、橿原市でも始まる。近鉄橿原神宮前駅中央改札口横に「MICHIMOステーション」を設置、貸し出し用に6台が用意される。
事業の運営母体は橿原市も参加する飛鳥情報交通協議会。市を訪れる人に楽しく観光地をめぐってもらおうと、市内での運用開始を決めた。
車両は明日香村と同じ日産の「ニュー・モビリティ・コンセプト」。最高時速80キロ、フル充電で約100キロ走行が可能。安全面などに配慮し、走行可能エリアは市中心部付近と設定されているが、橿原神宮や今井町、新沢千塚古墳群、畝傍山、耳成山など、主な観光スポットには利用できる。
貸し出し時間は午前9時~午後6時。利用料金は3時間3千円、5時間4750円、1日8千円。市は「秋の観光シーズンを迎えるので多くの人にMICHIMOを利用してもらいたい」としている。近鉄大和八木駅前のかしはらナビプラザではMICHIMOを展示中。問い合わせは「MICHIMOステーション」(電070・5262・7472)。
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