食べ残しの「食品ロス」減らすには 奈良・済美小で料理講習会
売れ残りや食べ残しなどの「食品ロス」を減らすための料理講習会が奈良市立済美小学校で開かれ、保護者ら約30人が参加した。
食品ロスの削減に取り組む奈良市中央生活学校と、同小PTAが実施。生活学校は全国で、家庭内で残りやすい食材を調べてロスになりやすい食品上位5品目を各県ごとに選定、その食品を使った「食品ロス削減レシピ」集を作成している。
講習会では、レシピ集に掲載されている野菜スープや大根ミルフィーユ風カツ、野菜巾着など4品を、同校の家庭科室で実際に調理し、試食。市中央生活学校の森田和子運営委員長(69)は「レシピを知ってもらい、各家庭で意識を持って食品ロス削減を進めていただければ」。参加した奈良市の福田俊子さん(38)は「野菜巾着やスープなどは冷蔵庫の残り物を減らすのに役立ちそうなので、家でも試してみたい」と話していた。
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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)