黄色と白の近鉄新特急 12月13日「出発進行」 イメージ一新
近鉄は一般的な特急電車に使う22000系車両を黄色と白を基調としたデザインにリニューアルし、28日、五位堂検修車庫(香芝市)で最初の1編成を報道陣に公開した。12月13日に運転を始める予定。
昭和33年に登場した2階建て特急以来、親しまれてきたオレンジと紺のツートンカラーの車体を一新した。内装は座面や枕部分の形状、クッションを調整して座り心地を向上させ、全シートにコンセントを備えた。座席ごとに傘置きも設置。4年間で86両を順次改装する。
他系統のオレンジ色特急車両150両も、車体の塗り替えを進める。特急「しまかぜ」や「アーバンライナー」などには別の色の車両が使われており、変更はない。
近鉄の担当者は「これまでより明るい色合いにした。新しい近鉄のイメージをつくりたい」と話した。
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