職場でも、家庭でも節電を キャンペーン始まる
2015年12月2日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
冬の節電キャンペーンが始まった1日、県や関西電力などでつくる「県節電協議会」が奈良市の近鉄奈良駅前で、ビラや使い捨てカイロを通行人らに配布。家庭や職場での節電への協力を求めた。
節電期間は来年3月31日までの平日午前9時~午後9時。今冬の取り組み目標は、最大電力を平成22年比6%削減と昨年と同じだが、昨年の実績は3・9%減で、目標には届かなかった。
協議会は、エアコンの設定温度は20度を目安▽冷蔵庫は「弱」▽不要な照明は消す-などを呼びかけており、県地域振興部エネルギー政策課の杉田恵美係長は「夏季よりも冬季の方が電気使用量が増加する傾向にある。家族で身近なところから節電に協力していただければ」と話していた。
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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)