天誅組の歴史とその志を学ぶ 東吉野村で5日講演会
幕末に県南部などで討幕運動の先駆けとなった「天誅組」の歴史や志を知ってもらおうと東吉野村の村民ホールで5日午後1時半から、天誅組に関する講演や対談イベントが行われる。
当日は下市町文化連盟会長の大西一則さんが「広橋峠に残る秘められた戦跡」、天誅組を盛り上げようと活動する団体「天誅組緋楓(ひふう)隊」の松風みあみさんが「三河がもっと好きになるっ!幕末三河国紀行」をテーマに講演。大西さんはじめ天誅(忠)組記念館館長の草村克彦さんら5人による対談も行われる。
参加無料で定員300人(先着順)。当日は近鉄大阪線榛原駅から午後0時10分発の無料バスも運行される。申し込み、問い合わせは東吉野村役場総務企画課(☎0746・42・0441)。
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