耐震性不足で「つながり総合センター」閉鎖 三宅町
2015年12月12日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
三宅町は11日、コミュニティー施設「町つながり総合センター」で耐震性が不足していることが判明したため、当面閉鎖すると発表した。担当者は「すぐに倒壊する恐れはないが、安全確保のため」としている。
昨年8月に業者に委託した耐震診断の結果、建物の鉄骨のはりの接合部分に溶接不良などが見つかったという。経年劣化か施工時の不備かは不明といい、今後調査のうえ検討する方針。
同センターは昭和54年2月に完成。鉄骨2階建ての本棟(1081平方メートル)と同1階建ての別棟(155平方メートル)からなり、集会室や調理室を備える。施設で実施してきた学童保育は当面、町立三宅小の空き教室で実施するという。
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