看護の仕事を学ぶ 生駒市の緑ケ丘中の生徒 看護師の出前授業
2015年12月18日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
日本看護協会の「看護の出前授業」が生駒市の市立緑ケ丘中学校(上西均校長)で行われ、1年生19人が現役看護師の話に耳を傾けた。
同校が5年前から毎年実施している1年生の職業講演体験学習の一環として実施。自分の将来像や進路を考える機会にしてもらおうと、旅行会社やホテルの職員など9種類の職業講演があり、生徒は自分の好きな講演を選ぶことができる。
看護の出前授業で講師を務めたのは、阪奈中央病院の看護師、菖蒲節子さん(68)。菖蒲さんは「看護師になるには国家試験があり、勉強も仕事も大変ですが、患者さんが無事に退院して『ありがとう』といわれると、この仕事に就いてよかったと心から思えます」と仕事のやりがいを語った。
生徒は聴診器で心音を聴き合ったり、水銀血圧計の使い方を学ぶなど、医療機器に触れる場面も。同校1年の杉江歩美さん(13)は「将来は医療関係の仕事に就きたいので、実際に使う血圧計などに触れられて勉強になりました」と話していた。
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