だれが取り付けた? サンドバッグ金具と遊具に指挟まれ男児骨折
2015年12月23日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
橿原市白橿町の燈明田児童公園で、何者かが遊具にかけたサンドバッグ(重さ約64キロ)を触っていた市内の小学2年の男児(8)が右手人さし指を骨折するけがをしていたことが22日、わかった。市は「管理が不十分だった」として男児の家族らに謝罪、サンドバッグの所有者を探すとともに、同様のケースがほかにないか、管理する243カ所の公園で緊急点検を進めている。
市によると、遊具はジャングルジムと滑り台が一体化した複合遊具。サンドバッグは通路部分にフックと鎖を使ってかけられていた。5日、フックがはずれかけていたのを見つけた男児が直そうとした際、遊具とフックの間に右手人さし指の先端をはさまれたという。
家族の連絡を受け、市はその日のうちにサンドバッグを撤去。市都市整備課は「しっかり点検しておけば防げた事故。今後、安全管理を徹底したい」としている。
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