バスの座席に画びょう 乗客の男女2人が軽いけが 郡山署が捜査
2015年12月31日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
30日午前11時20分ごろ、大和郡山市の近鉄郡山駅前に停車中の奈良交通の路線バス内で、座席に座った男性乗客(64)が臀部に痛みを感じ、座席を調べたところ、画びょうが針を上向きにして置かれているのを見つけ、運転手(39)に連絡した。画びょうは座席カバーを切って内部に隠すように置かれており、郡山署は何者かが故意に置いたとみて、偽計業務妨害と器物損壊容疑で捜査している。
調べによると、画びょうが見つかった座席は前から2列目の1人用座席。男性と、男性より前にこの座席に座り、痛みを感じた女性(29)の2人が軽傷。
同署によると、座席中央部のカバーに約10センチの切り込みがあり、座席内に画びょう2個が上向きに置かれていた。この日朝の始発前点検では座席に異常はなかったという。
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