新春わかくさ能 「内外詣」「佐渡狐」など上演 11日に奈良春日野国際フォーラム甍で
2016年01月1日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
古都の新春を寿ぐ「新春わかくさ能」が11日、奈良市の奈良春日野国際フォーラム甍~I・RA・KA~(旧県新公会堂)能楽ホールで催される。今回は金剛流の能「内外詣」などが上演される。
世界無形文化遺産である能、狂言の魅力を知ってもらおうと県が毎年開催。当日は午後1時から、小学生から一般を対象に能楽入門講座と体験講座(無料)が行われ、謡や小鼓を打つ体験会もある。
公演は同2時半からで、一調(能の一部分)の「笠之段」と「八島」、大蔵流狂言「佐渡狐」(茂山正邦さん)、金剛流能「内外詣」(金剛永謹さん)を予定。「内外詣」は新春の伊勢神宮を舞台に神楽や獅子舞などが登場する縁起物。また、ロビーでは能面や装束が展示される。
入場料はS席4千円、A席3500円。入門講座と体験講座は定員150人。申し込みなどは奈良春日野国際フォーラム(☎0742・27・2630)。
(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)