三が日参拝客244万人 県内5社寺 暖かい気候で前年比増
2016年01月5日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
県警地域課は4日、大みそかから正月三が日にかけての県内5寺社の初詣客が昨年より約24万2100人多い244万人だったと発表した。
参拝者数は多い順に、橿原神宮(橿原市)101万人(前年比10万人増)▽大神神社(桜井市)58万8千人(同9万人増)▽春日大社(奈良市)50万人(同2万人減)▽宝山寺(生駒市)26万1千人(同4万8千人増)▽信貴山朝護孫子寺(平群町)8万1千人(同2万4100人増)。
奈良地方気象台によると、橿原神宮に近い大宇陀の観測地点で、元日の最高気温は平年より1・3度高い9・1度、平均気温は0・2度高い2・8度。県内全域でも平年並みか少し暖かい気候となったことで、参拝者数が例年並みに回復した。
奈良市も最高気温が1・4度高い11・1度、平均気温が0・6度高い5・3度と気候に恵まれたが、春日大社の参拝者数は昨年よりも減少。同課の担当者は「午前3時ごろに少し雨が降ったことで、外出を取りやめた人が多かったのではないか」とした。
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