玉岡かおるさんが天平時代の女帝を語る 17日に講演会
作家の玉岡かおるさんが新作「天平の女帝 孝謙称徳」(新潮社)について語る講演会が17日午後3時から、奈良市の登大路ホテルで開かれる。
玉岡さんは兵庫県生まれ。神戸女学院大学卒業後、作家デビュー。以来、「天涯の船」「銀のみち一条」「お家さん」(織田作之助賞)「負けんとき―ヴォーリズ満喜子の種まく日々」など、力強く生き抜く女性たちの姿を描き続けている。
新作は、奈良時代に「孝謙」「称徳」と2度皇位についた女帝の姿を、側に仕えた女官らの目を通してとらえた。講演会では作品が生まれたきっかけや執筆の秘話などを玉岡さんが語る。
講演会の参加費は3千円(税金・サービス料、デザート代込み)。終了後には別途、夕食会も予定されている(参加費1万円)。申し込み、問い合わせは同ホテル(☎0742・25・2591)へ。
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